まるで西岸良平のマンガに出てくるような社宅を見つけた。
すでに封鎖されたその家の回りは私有地のせいか舗装もされておらず、
少し傾いた木の電柱もなおさら30年代の面影を感じさせる。
私はひとりで、しばしのタイムスリップを楽しんでいた。

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